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「神装剣姫 アークセイバー〜魔族懐胞〜」(商品ページ)




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今までの「変身ヒロイン物」とは一味違う。 [Getchu.comで購入済み]
2020年03月08日 by 草太郎 さん
(注意:このレビューはネタバレを含みます。クリックで表示)
結論から言わせてもらうと、この作品は変身ヒロイン物が好きな人は買って損は無い。いや、むしろ買うべき。
タイトルにもある通り、この作品は「今までの「変身ヒロイン物」とは一味違う」。
プロローグ終了後に、どのヒロイン視点になるか選択肢があり、それぞれにエンディングが用意されている。
シナリオはヒロイン目線であり、エンディングまでは一本道。途中に出てくる選択肢を間違えたら即バッドエンド。特に複雑なエンディング分岐は無く、シンプルな構成となっている。と、ここまでならよくある変身ヒロイン物の作品である。
が、アークセイバーの神髄は、この「選択肢を間違えた」後にある。
普通この手の作品は、
1:選択肢を間違える
2:○○される
3:暗転して時間が経過し、救いの無い淫靡な結末が描かれる)
というパターンが多い。
2までしか描かれない場合。最後にヒロインが絶望したり、「敗北したヒロインには、ただ苗床となる運命しかないのだから」とかいう暗い未来を連想させる意味深なフレーズで締めくくられることが多い。
3まで描かれる場合は、「2で反抗的だったのに、3になったら堕ちていた」というパターンが多い。
プレイヤーとしては、「2〜3の間に何があったんねん。なんであのヒロインが、こんなになってしまったんねん」というモヤモヤが残る。たまに「度重なる○○により」というフレーズでサポートしてくる場合もあるが、「いやその○○内容ってどんなやねん」という新たなるモヤモヤが生まれる。
ところが、アークセイバーはそうではない。先述した通り、この作品の神髄は「選択肢を間違えた」後にある。
選択肢を間違えた後○○される。これは他と変わらない。
しかし、「その後どのような○○が行われたか」「なぜ彼女が心折れてしまったのか」そして「心折れ、堕ちた彼女がどのような結末を迎えるか」という流れを、2〜3回の○○シーンを以て描かれるのである。
単に「堕ちた後」を描くのではなく「どうして堕ちたか」「どんなことがあったか」というのをここまで丁寧に描き上げるのを私は見たことがない(私の経験不足であれば申し訳ない)。そういう意味で、この作品は他の変身ヒロイン物作品と一線を画す。
個人的に素晴らしいと感じたのは、馬怪人の敗北エンド。高貴なお嬢様を屈服させ、身も心も堕とし尽くす過程に、非常に興奮した。
ちなみに、この作品に登場する敵は「繁殖」が目的だったりするので、ほとんどにおいて孕ませ、出産がある。素晴らしいの一言につきる。
可愛らしく、それでいて肉感も感じられるイラスト。
王道のエンディングや、ちょっとうるっと来てしまうエンディングなど、シナリオ面においても隙がない。
「2やFDなどを出していただきたい」と心の底から思わせてくれる作品だった。
本編にはなかった組み合わせや、本編の○○シーンをもっと掘り下げたもの(カエル怪人や蜘怪人など)などをぜひ見てみたい。
最後に繰り返しになるが『この作品は変身ヒロイン物が好きな人は買って損は無い。いや、むしろ買うべき。』作品である。
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