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「はつゆきさくら」(商品ページ)




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少し変わった萌えゲー
2013年02月08日 by ドン さん
(注意:このレビューはネタバレを含みます。クリックで表示)
サガプラ四季作品の最後となる作品だけあって力の入り方がすごい。
ジャンルは泣きゲー。
☆曲
全体的にしんみりした曲が多い。
雪の降るさびしい町の雰囲気やキャラごとの特徴をよく表現できていて音楽を聴くだけで世界観が伝わってくる。
☆絵
背景や立ち絵のクオリティも高く好みの差はあれ、はずれることはまずない。
☆シナリオ
すばらしいの一言。ルートが違うからといって手を抜くことがなくどのキャラのルートでも十分楽しめると思う。
特にヒロインとの恋愛に関しては描き方がとてもうまい。反面、最初の○○ルートで伏線が張られるが、それらを考えれば考えるほど話のオチがわかってしまう部分があり、話の盛り上がりには少し欠ける所があるように感じた。
作品のテーマは「復讐」。各ルートでの物語の結末は主人公の考えでもあり、最終ルートがそれらに対する1つの答えとなっている。
個人的な考えだが、このゲームはヒロイン達を通して主人公を見る作品だと思う。
それ故に見方によってはメインヒロインでも自身の話としては語られないキャラもいるのではないかと思う。
☆設定
選択肢はほとんど存在しないがその分選択肢の重みもあると思う。
システム面でバックログをスマホのようにスクロールできるのはかなり良かった。
ゲームを遊んだ後は涙を避けえないだろう。またクリア後にHPのSTORY(物語)を読むと2度目の感動もできると思う。
四季作品を遊んだことがない方でも問題なく遊べるので気軽に手に取れると思う。
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