磯ロックさんのレビュー一覧




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青年は影に覆われた時代に抗う
2020年08月26日 by 磯ロック さん
不世出の政治家だった田中角栄を取り上げた一作の本巻では、時期的にタイムリーと言える戦時中の頃を描いています。昭和十年代、故郷から上京し果
敢にチャレンジを重ね、若くして瞬く間に自らの会社を隆盛させた角栄。
だが彼の元に召集令状、「赤紙」が届いた事で会社をたたみ陸軍に入隊し満州へ渡ることになる。
そこは娑婆とは全く違い、新兵は容赦なくシゴかれる過酷な世界であり、角栄も苦難に晒され理不尽に耐える日々を送っていく。
しかし、持ち前の胆力と会社経営で鍛えた技量で周りの信頼を勝ち取り、連隊にとって無くてはならない人材となる。
その後、肺炎により命が危うい事態に陥るも奇跡的に回復すると軍を離れ、建設業に復帰するが…。
戦時中の話となると凄まじい戦闘シーンが出てきますが、こちらではそうしたシーンはあまり無いものの当時の軍隊がいかに「ブラック」な環境だったかと分かる内容でした。
やはり政治家時代の話がメインとなってくるだけに、まだ「普通の人」である時代の話はダイジェスト感があるとは言え、読んでいて「大物」になる人物は才覚だけでなく「天運」もあるのだと実感するストーリーは良いと思います。
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勇者か愚者か
2020年08月26日 by 磯ロック さん
異世界転移した日本の食料と資源を支えるクワ・トイネ国へ大軍を向けたロウリア王国の野望を、自衛隊の戦力で挫くことに成功する。侵攻を断念させ戦
乱を終結させるべく、ロウリア国王の逮捕への作戦を開始し陸自が王都へ迫る。
ジェット戦闘機、戦車等の最新鋭兵器の前になす術が無い絶望的な状況ながらも、抵抗を諦めないロウリア軍は決戦に打って出る。
突撃する大軍の上空を夜陰に乗じて陸自のヘリが飛び、がら空きの王城に作戦部隊が突入を開始する…。
日本側が市井の人々を守る戦いも終盤に入り、結果自体は最早素人でも分かる状況下でもロウリア側が「蟷螂の斧」を振るって戦う様は、人によって評価が分かれると感じました。
ただし、この巻で出たロウリア側の「兵」は1巻で描かれた蛮行を起こした者たちと一線を画すのは確かです。
ストーリーが原作ではまだ序盤辺りなので、世界地図が日本とその周辺国しか出ていないので全体像が分かりづらいのがちょっと不満です。
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3度目の東京ドーム公演を願って
2020年06月13日 by 磯ロック さん
2016年春に行われた水樹奈々さんの2度目の東京ドームソロライブの2日目を収録しています。この時の東京ドームライブは、それまでのライブとは少し
異色の所があります。
それはライブではほぼ必ず歌う「御三家」の「POWER GATE」「ETERNAL BLAZE」「SUPER GENERATION」が歌われなかったことです。
このライブ公演では1日目は2007年までの曲中心、2日目が2008年からの曲とアルバム「SMASHING ANTHEMS」の曲からというセレクトがなされていたので、先の3曲は全部1日目「GENESIS」で披露されています。
この点は残念でしたけれど、それとは関係なくライブは力○く皆で盛り上がる様子は、月並みな言葉ですが「あの時の感動が蘇る」のは見ていて間違いないです。
奈々さんがホウキに乗って空中移動しながら歌う等、様々な趣向も凝らされていることもライブをより楽しめるものにしています。
2020年のツアーは残念ながらコロナ禍で中止になってしまっただけに、次のライブまでこれを含めたライブを振り返って見る楽しみもありだと思います。
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「宰相」への第一歩
2020年06月13日 by 磯ロック さん
「日本列島改造論」「ロッキード事件」という誰もが一度は聞いたことがあるキーワードで有名な政治家を描いた一作です。元号が「昭和」になり10年
になろうかとする頃、東京に一人の少年が降り立つ。
少年、田中角栄は働きながら学ぼうと状況したものの、働き口となるはずの名士の所に話が通っていなかった。
幸いすぐに働き口は得られたが、短気な性格が災いしてすぐに職を転々とする日々が続く。
しかし、精一杯学んだことで若くして建設会社を起業し、そこから大きなチャンスを引き寄せる。
全てが順風満帆に進んでいく中、時代の「影」が角栄に迫ろうとしていた…。
希代の政治家であり、そして戦後最大級の疑獄事件の中心となった田中角栄を主人公とした一作で、大和田先生らしく笑いを取りつつも、人々を魅力的に描いています。
この先「疾風の勇人」とも作中の時代が被っていくと思うので、「勇人」とはまた違った政治バトルが見られることが楽しみです。
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アンジャッシュな主人公
2020年06月13日 by 磯ロック さん
お馴染み「なろう系」で、オールドルーキー冒険者が「勘違い」によって起こるトラブルとバトルに立ち向かう話です。30過ぎてから冒険者になる決断
をしたリックは、あるパーティーの元で2年間の修行を行いFランクとしてスタートする。
Eランクの試験を受けに行った会場でギルドの職員時代の後輩のアリサと再会するが、彼女に荒くれ男が絡んでくる。
仲裁に入ったリックは「ノロいパンチ」を躱し、その拍子に「軽く拳が当たり」、「リックから見たら自分と同じくらい弱い中年」男を一撃でKOしてしまう。
試験が受けられないのではと心配するが、問題なく試験が始まる。
そして、自分の「真の実力」を理解していないことで、思わぬトラブルに見舞われることになり…。
「登場人物中、ほぼ最○」の主人公が「自分は全然ダメダメの最弱だ」と思い込むことで起こるコメディですが、それ故のギャップが笑えます。
リックに「典型的ヤな奴」が立ちはだかってきますが、この戦いをどう描くかが期待です。
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原作本も手に取って欲しいと思う一作です
2020年05月06日 by 磯ロック さん
著者がノーベル文学賞受賞のきっかけとなったとも言えるノンフィクション作品を「狼と香辛料」でお馴染みの小梅先生がコミカライズした一作です。
著者が幼い頃に祖母から聞かされた戦場となった畑、村には男性の姿がほとんどいなかったこと、本好きであった彼女が出会ったある一冊の本、それらに導かれるように、戦争に従軍した女性たちの様々な想いを受け止め、それらを記していく…。
この作品の原作のことは以前から知っていたものの、本を手に取ることもなく時間が過ぎていましたがコミックサイトで連載が始まり読み進めていくうちに原作本も購入しました。
原作にあるエピソードはここで描くのは難しいと思える過酷なものもあり、こちらコミック版を読むだけで終わっては勿体ないですし、何より著者が伝えたいことの全てを知ることが体験談を語った女性たちへの一番の敬意を払うことだと読んで感じました。
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最後まで「きんいろ」な日々でした
2020年05月06日 by 磯ロック さん
高校卒業が間近になった忍たち。大学受験を控えながらも相変わらずの騒がしい日々が続き、そして皆それぞれの新しい日々が始まる…。
長らく続き、
テレビアニメ2期&OVAと広がりを見せたこの作品も終わりの時が来てしまいました…。
終盤までおおよそ受験生らしくなくwバタバタしていましたけれど、全員ハッピーエンドになりましたし、卒業旅行のイギリス珍道中も楽しめて、きらら作品らしさをしっかり楽しめました。
特別エピソードの連載そしてこの卒業編のアニメ化ともう少し続くので、まだまだ5人のにぎやかな日々を見られるのが嬉しいです。
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「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 4」(商品ページ)




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遠く離れていても
2020年02月22日 by 磯ロック さん
異世界からやって来た女騎士のクリスティーナ。彼女が所属していた部隊が守っていた砦は、蛮族の襲撃により陥落寸前となっていた。
その危機を救っ
たのはクリスの兄であり、比類なき○さにより若くして英雄と呼ばれるバルトロメウスだった。
砦の危機は去ったものの、王都に伝令に出たクリスの行方が分からず脱走兵として手配されてしまう。
そこから人々は心無い噂をしバルトロメウスが心を乱す中、クリスの親友のルイーゼはクリスが生きていることを告げる。
行方不明の中で、それは唯一の希望であった。
そうしたことを知る術もなく、クリスは検査漬けの日々から晴れて解放されて莞爾の元での生活を再開する。
日常での様々な出来事を重ねる中、兄との思い出が浮かび…。
これまでクリスの元いた世界がほとんど出なかったですが、ここで登場してきたことでストーリーに幅が広がると同時に、この先クリスが大きな決断を迫られる展開になるかもと期待できます。
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「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 3」(商品ページ)




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孤独な「戦い」
2020年02月22日 by 磯ロック さん
独り身で細々と農業を続けている莞爾と異世界の女騎士クリスとの平穏な生活は、ある日突然一変する。莞爾が相談した外務省職員の穂奈美が訪ねてくる
が、彼女は防護服を身を固めた一団を引き連れていた。
彼女を通じてクリスの存在を知った政府は未知の病原菌を保有している可能性を危惧し、クリスを隔離し検査を行うことを決意する。
接触があった莞爾も連行され、検査を余儀なくされるがクリスとは離れ離れになってしまう。
クリスにとっては未知の場所であり、看護師たちは笑顔で親切に接するが防護服越し、検査続きの日々に気が滅入っていく。
打ちひしがれそうになる中、莞爾からの電話がかかり…。
ピンチを乗り越える展開はデフォですがこちらは田舎ののどかな風景から一変、無機質な世界での様々なものに耐える展開になるとは思わなかったですね。
最初読んだ時にはこれがタイムリーなことになるとは想像もできませんでしたが、未知の存在に対していかに人が恐れ怯えるのかがよく分かるストーリーでした。
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「俺んちに来た女騎士と田舎暮らしすることになった件 2」(商品ページ)




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元カノがもたらすものは…
2020年02月22日 by 磯ロック さん
「異世界へ行く」ではなく「異世界からの来訪者を迎える」ストーリーがポイントの作品の2巻です。田舎で両親の遺した畑で農家を営む莞爾の元へ突然
現れた異世界の女騎士のクリスティーナ。
訳も分からず戸惑う中、同居させる莞爾が相談したのは元カノの穂奈美だった。
外務省に勤める彼女はオタクでもあった為、クリスのことをすんなりと受け入れ親しくなる。
平穏な生活が続くかと思われたが、穂奈美が撮影したクリスが炎の魔法を使う動画が元で思わぬ方向に事態が動き出し…。
穏やかな日常の中での異世界人とのギャップによるドタバタ劇がメインですが、一方で異邦人という「未知との遭遇」による波乱の展開が始まります。
新キャラの登場で主人公の人となりがより分かり、話に広がりで出ていると思います。
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