磯ロックさんのレビュー一覧




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立ちはだかる「妖怪」と「ライバル」
2024年02月02日 by 磯ロック さん
吉田茂の失言が引き起こした解散総選挙に突入し、角栄たちは当選したものの政権自体は鳩山派が生殺与奪を握っている状況であった。そこで吉田は鳩山
に頭を下げて復党を申し入れるが、その為の支度金を用意する必要に迫られる。
幹事長の佐藤が金策に奔走するが、それは佐藤だけでなく吉田の政治生命をも左右する事態を引き起こすことになり…。
よく「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、この作品を見てると「事実は漫画よりも奇なり」と言えそうな程に作中での出来事とリアルでニュースを賑わせていることがカブっていて何とも言えない気持ちになってきます。
それ故に理想と「きれいごとだけでは回らない」現実の中で動く角栄達のドラマの読み応えが増していると感じられますね。
後に総理に名を連ねる岸信介などが登場してきますが、某球団の初代オーナーと現オーナーも登場し、この二人が政治とどう関わっていったのかが気になる所も良いと思います。
そして、今回は「裏切者」が二人出てきますが明暗分かれる結果になったのは政治の世界の過酷さを感じさせました…。
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さあ、懺悔の時間だよ
2024年01月14日 by 磯ロック さん
フェン王国に攻め込んだパーパルディア軍から邦人を保護すべく、日本側は自衛隊により撃退し王国の危機を救う。激昂したレミールは「日本人を根絶や
しにする」と宣戦布告する。
その頃、パーパルディアに支配されたアルタラス王国の人々は横暴に耐えながら反撃のチャンスを伺っていた。
そして、アルタラスのパーパルディア軍にも自衛隊の鉄槌が振り下ろされる。
それは、武力で膨張した大国への裁きの始まりであった…。
ここからは「もう自重しないぞ」とばかりに日本の持てる力を出していきますが、序盤から変わらずに「義」を持つ者だというスタンスをしっかりと描いているのが良いです。
政治面もきちんとストーリーに組み込んで、ただ無双しているだけではない点もしっかりしています。
そして、各国の様子を描いている所で地図で国の位置が分かりやすくしているのも全体像が掴みやすくてありがたいですね。
さらにこの手の話で鉄板の「ざまぁ」も今回描かれていて、レミールがようやく日本が「ケンカを売ってはいけない相手」だと気づく様子はなかなかに痛快でした。
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女騎士は永久に冷たい石に抱かれる
2024年01月14日 by 磯ロック さん
ファンタジーもので魔法や呪いなどで身体が石に変わる「石化」シチュを取り扱った製品で、このメーカーならではのニッチな属性への目の付け所がある
と思います。
石化した身体の中で乳房と秘所を再現していて、石化に伴うひび割れを付けている所は良く灰色に染めた身体に映えます。
ただ、結構大きい為に挿入がちょっと苦労するのと引くと抜けやすい点が少しマイナスですね。
「石化しているが、秘所の中はそのまま」という設定とすれば、中は程よい刺激なのでゆっくり楽しめます。
パッケージイラストは「囚われた女騎士が手足を拘束され磔にされた所で、服を裂かれてオッパイと秘所が丸見えにされた挙句に石化された」という感じで、身体だけでなく石化していく時に絶望に震え哀願していたのではという表情もなかなかに見ごたえがあります。
出来れば、この女騎士の石化前の本来の姿と石化途中の生身と石化が混ざったイラストがあれば、属性持ちにはより満足できるものだったと思いました。
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風を切って進もう!
2023年11月16日 by 磯ロック さん
アニメ3期の放送時期も発表された「ゆるキャン」の新刊で、今回もまた新たな「楽しみ」が出てきています。野クルに新たに加わったメイと共に、近場
が予約出来ずやむなく山あいでのキャンプをすることになった一行。
あおいとメイはロードバイクでキャンプ場まで70キロもの長距離を走って行く。
先行した千秋たちの元を目指して順調に進んでいく二人だったが…。
これまでは、キャンプ場へ向かうのにバスなどの交通機関か鳥羽先生の車でしたが今回は「ロードバイクで向かう」新たな選択肢が登場し、これだけでも結構なストーリーになっていて楽しいです。
もちろん、いつものようにキャンプの楽しみも変わらず描かれていますし、ご飯も実際に作れる位にしっかり描写されていて読んでいてほっこりします。
なでしこがバイトで参加していない設定なので、物足りなさもありますけれど皆でたわいもないことを楽しむ良さは健在です。
そして、今回は珍しく巻末の「へやキャン」コーナーが無かったのでまるまるストーリーが楽しめてお得感がありました。
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戦いの激浪の中で
2023年11月16日 by 磯ロック さん
戦局が厳しさを増す中で「幸風」が加わる新たな任務は、ガダルカナル島からの兵員の撤退作戦だった。一人でも多く生還させるべく、危険を顧みず烹炊
班のメンバーも奮闘する。
すると、賀津夫はある兵士と再会を果たす。
その人物は「山岡」のことを賀津夫に尋ねてきた秋山であり、復讐を目論んでいたのだった。
そして、ある人物が「山岡」だと確信した彼は…。
これまでとは違い、この辺りからは「死」が当たり前のように身近にある戦争の現実を見せつけられる展開が続いていきます。
烹炊班を始めとする幸風の面々はまだ無事ではあるものの、この先どうなるのかとページをめくるのに不安を感じていくシリアスさが感じられます。
そんな中で「特別任務」で非情に徹していた楠田が見せた「情」がやり切れなさを伝えていましたね。
あとは小話で誰もが馴染みのあるふりかけを取り上げていますが、こんな昔からのロングセラーだったのかと知って驚きました。
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「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 10」(商品ページ)




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世界を壊すモノ
2023年08月30日 by 磯ロック さん
ヴィンターリアが国としての第一歩を踏み出したことでより多忙になりマサルは頭を抱えていた。そこへ現れたのは、マサルと瓜二つの者だった。
それ
はマサルと同等の力を持つが、その目的はヴィンターリアの破壊とマサルを始末するという凶悪な存在であり、突然の窮地に陥る。
絶体絶命の最中、助太刀に現れたのは…。
ここから順調に進んでいたマサルのDIYライフに大きな○敵が立ちはだかる展開になり、国作りだけでない難題を抱えることで見所が増えてきます。
俗にいう「魔王」であるもののその正体はまだ不明なだけにどう対峙していくのか気になる所ですが、ここで「スキル」にあるカラクリが明かされ工夫次第でもっと出来ることが増えていくというのもポイントです。
ヴィクティニアスとの関係、新しい街への旅などの楽しみもあり長く続いていますが、本当に目が離せません。
あと、街作りの一員であるザーグが何と言うか「マスオさん」感が漂う状態になっていたのが何ともw。
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俺は、深夜番組でも見ているようだ…
2023年08月30日 by 磯ロック さん
道具屋のポーラから「鎧などの可動部をスムーズに動かせるようになる○が欲しい」と頼まれるレイジ。そこで作り出した○は滑らかな液体であったが、
それを見たポーラは「町おこしに使う」とさらに注文する。
そして、その町おこしイベントにレイジまでもが駆り出されることになり…。
この巻は最初はミナが母の遺した日記から自身への想いを知る話ですが、母が理不尽な運命に憤り、悲しみ、そして最愛の娘を喪ってやはり大切な存在だったという語るシーンはアニメ版でも素晴らしいと思いましたけど、ここでも改めて感じましたね。
その感動的な話の次があまりにもギャップが激し過ぎて苦笑ものでした。
作り出したのが「ヌルヌルした液体」だった故のハチャメチャな展開に唖然としますが、この作品らしく明るくにぎやかな雰囲気がよく出ていたと思います。
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爆発しろぉぉぉぉぉっ!
2023年08月05日 by 磯ロック さん
一風変わったサッカー漫画を描いている能田先生が再びスタジアムグルメ、「スタグル」を題材にした作品を出しました。SEでインドア派のヒロは積極
的でハキハキしたサヤと知り合い、そこからあっという間に結婚する。
サヤの趣味が「サッカー観戦」と聞いて「テレビで見る」位だと思っていたが、彼女は推しチームの応援に西へ東へと奔走するほどの筋金入りサポだった。
その応援に付き合い、各地へ足を運び試合とスタグルを共に楽しんでいくことでヒロはサヤの魅力をどんどん知っていき…。
以前描いていた「ぺろり」シリーズがJ2をモデルにしたリーグであったのに対し、こちらではJ1がモデルになっています。
リアルで昇格、降格があったことで先のシリーズで出た街やチームが再度登場していますが、全く同じということはなく取り上げているスタグルや観光スポットも新しいものになっています。
そして、主人公は夫婦でスピード結婚した為互いの知らない面が多いですが、応援の旅をすることで相手の色んな面を知っていくのもストーリーの見所です。
サヤのサポ仲間として両親や女友達と出てきますが、女友達のモッちゃんがなかなかに面白く彼女メインの話も読んでみたいですね。
これから「ぺろり」で未訪の地もさらに登場してくると思うので、読み比べてみるのも良いかと思います。
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押し寄せる「疑い」の波
2023年07月25日 by 磯ロック さん
楠田中佐の「特命」によって、南方(現在の東南アジア)各地へ舳先を向ける「幸風」。各国の人物と接触し、様々な物資や機密を得ていく楠田の活躍ぶり
に士官たちの多くが心を掴まれる。
一方で烹炊班の賀津夫や海原、そして楠田の従兵である清水は疑念を感じていた。
そして、あるメニューによってそれは「疑惑」へと変わっていき…。
この巻では和食よりも外国料理が題材となるストーリーが展開していきます。
料理の由来などの蘊蓄もあってより楽しめますが、ある料理が登場する話では「同盟国の料理」に士官の一人が舌鼓を打って喜んでいるものの実は…という流れが皮肉が効いていると感じました。
また、本編の合間の小話では仲間の一人の失恋話と史実とを上手く絡めていて、ありえない話では無かったかもと思わせるストーリー作りも見事です。
艦を手中に収めつつある楠田の真の目的と戦局がさらに不利になっていく中で、これからどんな展開になるのかさらに目が離せません。
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口は災いの元
2023年07月25日 by 磯ロック さん
角栄たち「吉田学校」の面々と政権獲得を狙う鳩山派との激闘はさらに加速し、互いに隙を狙っていた。そこへ、池田が答弁で人命軽視としか言えない失
言によって通産大臣の座を失う大失態を○してしまう。
さらには総理である吉田が国会でのある一言によって糾弾される事態になり…。
何かと政治家の失言がニュースをにぎわすことが多いですが、読んでいて昔も今も変わらない点に苦笑するばかりといった内容でした。
そんな中で角栄が立案した「道路三法」に関してのエピソードでは先見の明があると同時にこれが後々、さらには現在進行形で庶民の懐にボディブローのようにダメージを与えるものになると思うと複雑な気持ちでした…。
「数」を得る為の様々な根回し、裏切りなどこちらも見ていて複雑ではありますが、これこそ作中でのセリフにある「男商売」の最たるものだと読んで熱くなる思いも感じましたね。
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