磯ロックさんのレビュー一覧
「勇者になれなかった三馬鹿トリオは、今日も男飯を拵える。 1」(商品ページ)




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まずはとにかくメシを食え
2022年05月06日 by 磯ロック さん
異世界転移ものですが、よくある「チートで楽勝」という展開ではないものの快活なストーリーの一作です。北山、西田、東のアラサー男三人組は幼馴
染の「三馬鹿トリオ」で気の置けない関係だった。
その三人が突然異世界に「勇者」として召喚されたものの、全員レベル1で何のスキルも無いことから追放の憂き目にあう。
そんな彼らを不憫に思った王女のおかげで冒険者としてのスタートラインに立つことが出来たが、初めての依頼で猪の魔獣に遭遇する。
やっとの思いで倒した三人は、今後の為にもと解体に取り掛かり…。
主人公の三人が取り立ててスゴい剣技や魔法を使える訳ではない所から「美味いものを喰う」の一念でどんどん魔獣を仕留めて○くなっていく様は楽しいですし、何より非道は許さない優しい心根の良さもあって、いいトリオだと思います。
「異世界ジビエ」と言える魔獣料理も、モノクロながら美味しく見えるように描かれていて、それを美味しい笑顔で食べるヒロイン達がより魅力的に映えるのが売りですね。
とりわけ、魔獣の解体要員として雇った○○の獣人少女が温かい食事を大粒の涙を流して食べるのを優しく見守る三人のシーンは、この作品のテーマだと見ていて実感しました。
この先、「魔獣の肉を食べるのはタブー」とされている世界で周りを巻き込んで賑やかになっていくのが期待できそうなストーリーが楽しみです。
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復活への狼煙
2022年05月06日 by 磯ロック さん
国会議員1年生ながらも才覚を認められ、要職に抜擢されるなど出世街道を歩んでいた田中角栄。だが、彼の身に突然検察の捜査を受ける事態が起こる。
それは炭鉱管理法に反対した議員たちが賄賂を受けていたという「炭管疑獄」の始まりであり、角栄も捜査の対象になっていた。
潔白を主張するが収監されたばかりか獄中で衆議院解散を知り、議員失職という最悪の状況に陥る。
再び国会を目指し獄中から立候補し、選挙期間が残り10日で保釈された角栄を待っていたのは…。
どこか「なろう系」のような波乱万丈な状態に陥ったものの、そこから復活を果たすまでは激動の人生の一幕で見どころだと実感させられます。
そこから占領下での国の舵取りを行う困難に立ち向かう周りの面々の活躍や、角栄自身の議員として成長する為の努力などが描かれているのも教科書では分からないことを伝えています。
読んでいてこの時代は「悪いインフレ」が深刻だったことが分かりますが、今現在も色々な物の値段が上がり始めているのを見ると、過去を通して今の問題をどう解決していくのかを考えるべきだと思える作品です。
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「田舎のホームセンター男の自由な異世界生活 8」(商品ページ)




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再び王都へ [Getchu.comで購入済み]
2022年04月21日 by 磯ロック さん
マサルが作り上げた街の名前も「ヴィンターリア」と決まり、自由の身になった獣人たちや無事だったシュテンツェンの人々も合流し始めていた。もはや
「村」どころか「国」とさえ言える規模になってきた中、ヴィンターリアを治めるトップを決める話が進む。
様々な仕事に四六時中駆けまわっているマサルは無理である為、推挙されたのは…。
この巻でも街作りの為に建物などに様々な工夫が施されていることが良く分かり、チートでなんでも簡単に進むわけではない展開が変わらず良いです。
そして、今回のバトルは「拳で語り合う」のではなく「心理戦」で、グレイタス国王にヴィンターリアを対等の関係と認めさせる戦いで放った一手が「日本式」だったのは苦笑ものでしたが、それがしっかり効いた流れも上手かったと思いました。
ヴィクティニアスとのラブコメは相変わらず進展しそうでしないじれったさですがw、「国作り」となったマサルの仕事にまだまだ困難が待ち受けていると思うだけに見所が途切れ無さそうで楽しみです。
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埋もれさせてはならない事実
2022年04月21日 by 磯ロック さん
第二次大戦の最中を生きた女性たちの取材を続ける著者。銃弾の飛び交う中でお産を助けた医官、母や大切な人々を奪った敵兵に対する怒りと憎しみを燃
やしていたレジスタンス、重傷を負った味方と敵兵士を無我夢中で救助した衛生兵。
そして、彼女たちにとって戦争は「過去」ではなくまだ続いているという怯えを抱えていた…。
「戦争が今もどこかで続いている」という重い現実を突きつけられている今、ここに描かれていることを受け継ぎ、語り継いでいかなければならないと読んでいて感じました…。
命が次々と奪われていく惨い日々の中でも人として大切なものを守っていく人々もいることは救いであると同時に、戦後は偏見や侮蔑に晒され、過去の記憶に苦しみ続ける姿は言葉を失います。
「戦争は巻き込まれた人々のささやかな幸せや誇りを容赦なく奪い砕いていく」ことを多くの人々に知らしめてくれるこの作品は、誰もが絶対に読むべき一冊です。
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西へ東へ海の向こうへ
2022年04月12日 by 磯ロック さん
新しいシーズンが始まる中、安田たち代理人の仕事は相変わらず多忙を極めていた。開幕後も所属先が決まらない浪人状態の選手や監督の行先探し、代表
に選ばれた選手のサポートなど苦労を重ねつつも日々を過ごす。
そんな折、アマチュア激戦区の関東リーグのプロ入りを目指すチームの社長が訪ねてくる。
「昇格できなければ即解散」というスローガンを掲げていた中、昇格が厳しく戦力補○を頼ってきた社長に対し安田は依頼を断るが…。
「自分の好きな選手を他チームに取られた」などで代理人自体にいいイメージを持っていない人は多いと思いますが、この巻ではそうしたモヤモヤを抱えたサポーター達と対峙する話もあります。
この作品で代理人の仕事がよく分かりますし、愛するチームや選手への応援が「独りよがり」になっていないかと考えさせられ、スポーツはプロだけでなくアマチュアでも熾烈な争いがあることも分かり、こちらにも興味を持つ楽しみを伝えていると思います。
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旅立ち [Getchu.comで購入済み]
2022年04月12日 by 磯ロック さん
ユースのセレクションに合格し、プロを目指す夢の第一歩が始まろうとしているアシト。しかし、女手一つで自分と兄を育ててくれた母のことを思い悩ん
でいた。
自分の想いをアシトは伝えようとするが、母ははぐらかして機会のないまま旅立ちの日を迎える。
東京へ向かう列車の中で、アシトは母からの荷物の中身を開き…。
この巻はアシトがユースに入団するまでを描いているのでサッカーのシーンはほとんど無いですが、親元から離れるアシトとその母の心情を丁寧に描いています。
親元から離れた経験のある方なら胸を打つ名シーンだと読んでいて感じました…。
そして、アシトのチームメイト達も次々と登場してきますが、誰もが一癖あるようなキャラで果たして彼らどどんな戦いぶりを繰り広げるのかと期待できますね。
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縁あってライバル [Getchu.comで購入済み]
2022年04月12日 by 磯ロック さん
エスペリオンユースのセレクションの最終試験に挑むことになったアシト。その内容は現役のエスペリオンユース選手との対戦だった。
先輩であるユー
スのはずだが、彼らがどこか連携が取れていないプレーを見たアシトはイケると思っていたが…。
この巻ではアシトにプロを目指す上で避けて通れない「洗礼」が次々と襲い掛かってきて目が離せない展開です。
とりわけ、アシトにとってこの先立ちはだかる相手選手よりも、より手○く容赦無くアシトの心身を削ってくる阿久津は○烈なインパクトを読者に与えます…。
そんな過酷な状況からアシトの「能力」の一端を垣間見せる展開になり「プロになりたい」という漠然とした考えが、サッカーを続けさせてくれた周りの人々への感謝を覚えて確固たる信念へ変わっていく様はこの作品の最初の山場でもあり、必見です。
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世界を目指せ! [Getchu.comで購入済み]
2022年04月12日 by 磯ロック さん
絵柄がスマートな感じでなく、すごく濃い、力○さを感じます。サッカー漫画といったら「エリアの騎士」くらいしか知らなかったが、ユースを舞台にしている珍しさが気になりました。
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新たな季節の始まり
2022年03月25日 by 磯ロック さん
もう少しするとアニメ劇場版が公開になる「ゆるキャン」ですが、新たな出会いを予感させる巻です。桜が満開になった春休み、なでしこは姉と共に恒
例の花見ドライブに出かけ、リンや千秋たちもソロキャンプや散策を楽しんでいた。
愛犬ちくわと共に花見に出かけた恵那は、そこでイラストを描いている少女と出会い…。
花見キャンプの前日の皆の様子を描いていますが、進級するなでしこ達が変わらず日常を楽しむ中、後輩になるであろう子たちも登場してきて、先がさらに楽しみになってきました。
恵那が出会った子を見た時「『けいおん』のムギのようなたくあん眉毛だ」と思ってしまいましたがw、今の所は絵真という名前とイラスト描きが趣味くらいしか分からないのと、もう一人の友人の子は名前も分からなかったのが残念でしたが、後輩になるフラグは立っていると思うので、それはこれからの楽しみの一つでより期待です。
珍しかったのはにぎやかしの千秋が場所取りも兼ねてソロキャンをしていることでしたが、ソロでもやっぱりにぎやかだと思いましたね(苦笑)。
あおいにもある出来事があったりと、各自の世界が広がる中で花見キャンプではどんな出来事や食事が出るのか次の巻が早くも待ち遠しいです。
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砲火で失われていく「それまで」と「これから」
2022年03月25日 by 磯ロック さん
本土の基地や艦隊を狙う米軍機へ343空自慢の紫電改を駆り、菅野たちの「新選組」が挑む。一斉に迎撃し馬力のあるエンジンと○力な武装で米軍の出鼻
をくじく。
しかし、激しい戦いに堪えうる機体故にわずかな時間しか戦えない中、弾○が尽きた菅野たちにさらなる米軍機が容赦なく迫り…。
ようやく主人公菅野の出番が来ましたが、「これが戦争の現実」という実感を伴う無念の最期を遂げるパイロットの姿を克明に描いています。
迫力のある空戦シーンは変わらない上、ほんのわずかな時間や判断次第で生死が分かれてしまう場面もあり、それらがさらに現在でも起きているのを思うと、より重みのある話だと感じられます。
この巻ではパイロットは格好いいばかりではないのだと感じる話が多く、戦争の虚しさを思わされました…。
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