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「童貞喰い 〜人妻の飽くなき淫欲〜」(商品ページ)

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だるい。まるで女性ライターによる少女漫画みたいなシナリオ

2017年10月10日 by KC さん

だるい。まるで女性ライターによる少女漫画みたいなシナリオ。タイトルで、使える抜きゲーかなと期待してましたが、残念です。

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「サキュバステードライフ 黄泉沢さんシャペストリー+誘惑H同人誌セット」(商品ページ)

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精子枯れる [Getchu.comで購入済み]

2017年10月07日 by マグマ さん

素直に射精です。
最近のタペストリーにはどことなく勢いを感じませんでした、しかしながらこのサキュバステードライフ作品、前シリーズのシャペスト

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リー作品に劣らないスケべさ、高貴さ、可愛さを感じ取らずにはいられません。負けました、黄泉沢、好きです。

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「神のラプソディ」(商品ページ)

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これは、言われているほど悪いものではない。

2017年09月26日 by Kousyaku さん

●はじめに

今回のレビューでは、いつもみたいに総評などの項目に分けず、あることを検証してみたいです。テーマは、『神のラプソディ』(注:「神

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」の正しい字が環境依存のため「神」に代替)がネットで酷評されまくるようなクソゲーなのか、ということです。

●検証1 シナリオと主人公

このゲームは、そもそもシナリオが全くダメ、という批判が多いです。この物語は、「神の戒土」という指導的後継者を選抜するための試験を主人公たちが競い合うお話です。話の大枠から見れば、真っ当なようですが、所々、おかしさや破たんが垣間見られます。また、ストーリー展開の速度がぬるい割には、ある局面を迎えると駆け足で終わって行きます。尺の見せ方のバランスが悪かったのかなとも思いました。しかもメインの小道具として登場した「音楽」の話も演出が際立ちませんでした。

主人公に関して言えば、言行が一致していない場合が多く、それなのにヒーロー扱いでヒロインたちにちやほやされてセックスしまくっている、ということが問題でしょう。例えば、SRPGのはずなのに、主人公がラスボスを倒すことに対してプレイヤーの間で批判もあります。ラスボス、とてもいい人じゃん、みんなに食料を分け与えていた人なのに……いや、その通りですね。ラスボスに限った話ではありませんが、敵認定や仲間認定の際の理由付けが少し弱いように感じました。

主人公がバカでスケベなのはエロゲなのでけっこうです。しかし、エロゲの主人公になるということは、良い意味で、バカでスケベでありたいものです。主人公のエルド君は、踏ん切りの悪いバカというかスケベです。セックスに関する決断が中途半端です。仮に彼が思いっきりバカに生きていて、おもいっきりスケベで、行くところまで行って割り切った主人公だったら、こうも批判はわかなかったはずです。

では、このゲームのシナリオは全くもって失敗だったのでしょうか。いいえ、私はそうは思いませんでした。この作品は良い意味でも悪い意味でもテンプレートをテンプレートにしたような作風です。また、シナリオが薄いのでストーリー展開をあまり気にせずゲームパートに集中ができます。テンプレートが徹底している上に浅いので、気軽に楽しみたい人には向いている作風だと思います。

●検証2 容量

このゲームが批判される理由として、容量不足が挙げられると思います。本作は、定価で買うと一万円程度のフルプライゲームです。そうであるはずなのに、メインヒロインが二人しか出てきません。(サブヒロインはたくさんいますが個別ルートや個別ENDがありません)しかも、メインヒロインが二人いるはずなのに、ほとんど差分の絵みたいな感じのストーリー分岐です。いや、一本道のルートのみを、後半でメインヒロイン二人の位置を交換するだけのお話になっています。しかもラスボスはどちらのルートでも同じボスです。

ゲームを一本道に絞り込んだのは、販売戦略上そうしたのかもしれません。もっとも、ルート分岐ほぼなしの一本道のみですと、エウシュリーの十八番である周回プレイがやり難くなります。現に私も、メインヒロイン二人分の差分を観るために、周回は1回しかしませんでした。つまり、2周しただけでこのゲームがクリアとなり、終わりました。これは今までにプレイした最近のエウシュリーの過去作からは考えられないことです。

私は2周だけでしたが、周回特典もアペンドディスクも入れて、プレイ時間が合計65時間程度でした。以前にプレイした『魔導巧殻』は、100時間程度は遊べました。他にも、『神採りアルケミーマイスター』や『創刻のアテリアル』などもプレイしていますが、それらと比較しても65時間程度で全面クリアの容量は少なすぎると感じました。しかも難易度は普通のモードでプレイしていたはずです。

メインヒロイン数に基づくストーリー分岐数やゲームの尺そのものに改善が必要なようです。ですが、まあ、これはこれで、短めで難易度的にも易しいゲームでしたので、ライトには楽しく遊べました。

●検証3 SRPG

SRPGとしてよろしくないという批判があります。私がプレイした感想としては、そこまで悪いゲームバランスや操作性だとは思いませんでした。今回、エウシュリーは、ヘクサのマスで戦うシステムを採用し、経験値やお金という概念を排除したりなど、新しいことを一気にたくさん試し過ぎたようです。おそらくそれで、プレイヤーたちの大半がついてこられなかったのでは、と考えられます。

「神力」というシステムにも批判がありました。「力」のポイントが限られている上に、キャラが全然召喚できず、スキルも全然使えないなど、厳しい評価もありました。ですが、私は、「神力」がとても良いシステムのようにも感じられました。「神力」がゲーム開始時で限られているからこそ、戦闘中に「神力」の宝石を集めることに意味があります。そして、20人以上いる仲間キャラの誰を出して、何をさせるのか、どのスキルを使わせるのか、と考える戦略が楽しかったです。

また、「神力」つながりですが、射撃や魔法が使い物にならないという声もありました。この見解に関しては、私は真逆の感想を抱きました。射撃に関して言えば、ミストリア(弓の子)、アドゥルクフェル(銃の子)、Bエウシュリーちゃん(バケツの子)が援護射撃として大変使えました。魔法にしても、アンデッド系のステージでは大変有用でした。アンデッド系のステージではなくても、特に「メルカーナの轟炎」(一点集中○力魔弾)や「ティルワンの闇界」(広範囲魔法攻撃)といった魔法は持っていると、色々なステージで役立ちました。

ただ、キャラがせっかく20人以上いて、全員が一回の戦闘で出せないのですから、ストーリー分岐に合わせて部隊を作り振り分けるなどの展開があっても良かったかな、とも思います。

●検証4 エロ

今回のゲーム、何が一番厳しかったのか、と言えば、私の場合、エロでした。なぜなら、サブヒロインのエロシーンのほとんどが、亜人とのプレイだからです。例えば、体の半分が鳥の子とか、水の精霊で肌が真っ青の子とか、体が貝と合体している子とか、要するに人外キャラとのエロシーンばかりだったからです。

もし、私がそういう趣味を持っているのならば、このゲームは大変使えるゲームだったかもしれません。私の趣向とはややずれるエロばかりでしたので、エロシーンでは別の意味で賢者モードになれました。うむ、これもまたひとつのエロやのう、と。

もっとも、全く使えなかったという批判ではありません。割と人間に見える子たちはそれとなく使えました。ルトリーチェちゃん(メカマニアの子)とか、ノエリアちゃん(竜の子)とか、エルガミセラちゃん(お化けの子)とか。今回は、巨乳キャラ(ルトリーチェ、エルガミセラなど)がそれなりにポイント高かったです。

他に特筆すべき点は、メインヒロインの二人が意外にもエロであまり印象がありませんでした。それと、ハーレムエロシーンが多かったのも特徴ですね。

●結論

このゲームは言われているほど悪いゲームではありません。あまりネットの扇動に踊らされてエウシュリーを潰さないようにお願いします。エウシュリーの今後には期待しています。

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「お家に帰るまでがましまろです」(商品ページ)

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完全ましまろにですな♪

2017年09月26日 by シノト さん

まず大前提。軽シリアスは好きだけど、ご都合主義は嫌いと言う人は、絶対に手を出してはダメな作品。

もう、なんというか、キャラがとにかくかわい

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い。すごく『心があったかく』なる作品。
完璧完全ご都合主義。ご都合主義を極めて『絵本』にしたような話。
これだけ、絵本のようなとか、かわいいを連呼しているのに、エロはしっかりがっつり。

キャラに癒されたい方、笑顔になりたい方、柔らかい空気になりたい方必見!!
ただ、この「空気」をエロゲに求めるエロゲーマーたちがどれだけいるかが、このゲームの本当の勝負になりそう。

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「ワガママハイスペックOC<早期予約キャンペーン特典付>」(商品ページ)

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本編が好きなら問題なく愛せるでしょう。

2017年09月26日 by シノト さん

FDとはいえしっかりした内容。本編のファンの方は必見。本編をやってみたい方も必見。

追加ヒロインの追加シナリオは若干の優遇差は見られたもの

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の、『それはしかたないよね???』
オープニングもいちいちかっこいい♪

とにかくキャラはかわいくて、サクサクどんどん進みます♪

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「ワルキューレロマンツェ[少女騎士物語]」(商品ページ)

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素晴らしい傑作でした

2017年09月24日 by クザク さん

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「SISTERS〜夏の最後の日〜 Ultra Edition」(商品ページ)

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エロアニメの最高峰

2017年09月24日 by クザク さん

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「いつか、届く、あの空に。」(商品ページ)

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エロゲの没落とラノベの旺盛を匂わせる作風

2017年09月23日 by Kousyaku さん

●動機

以前から気になっているLump of Sugar(以下、ランシュガと略)。購入してプレイしたのは、だいぶ前ですが、本作にある種の危機感を覚えます

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ので、改めてレビューを書きます。もともと私は、○○ゲームよりも純愛ゲームの方が好きです。ランシュガは萌え系純愛ゲームを創ることに関して、コア・コンピタンスが徹底しています。ですが、本作が登場した当時の状況を振り返ると、近年のエロゲの没落を匂わせる何か、がありました。

●総評

このゲームが登場したのは2007年です。2017年現在からしてちょうど十年前のゲームです。十年という年月は、物事が古典になる境目の月日ですね。本作は、2005年に処女作を出したランシュガの二作目という位置づけです。現在では萌えゲーの老舗的な地位にあるランシュガですが、当時はまだ方向性が手探りだったことと推察されます。本作は実験作だったようですが、実験はどちらかというと失敗したようですので、以後、こういう作風はランシュガでは再登場していません。シナリオライターの朱門氏も他のメーカーやラノベの方へ流れて行ってしまったようです。

私がこのゲームをプレイした数年前(リアルタイムでは追っていません)エロゲというかラノベというかその手の界隈に危機意識を○く感じました。何が危機なのか。それは、エロゲなのかラノベなのかわからない作品だからです。エロゲとラノベなんてもともと境界が曖昧ではないか、と批判される方もいるでしょうが、境界線がなくては困ります。エロゲはエロゲであって、ラノベではありえないからです。

さてこのゲーム、ジャンルは何だと思いますか? まず、抜きゲーではないのは、明らかですね。シナリオゲーでしょうか。重厚な考察を要求する難解な文章で構成されているゲームですので、おそらくシナリオゲーなのでしょう。もっとも、絵師さんが萌木原氏ということもあり、シリアスなシナリオゲーが萌えゲーやキャラゲーにも見えます。いや、そう見える、ではなくて、実際にそうなのでしょう。シナリオゲーとも萌えゲーともキャラゲーとも識別がつかないそれ以上の次元にある何か、がこのゲームの正体なのだと思います。

私はこのゲームを全編プレイしたものの、正直なところ、暗雲をつかむような思いをしました。と言いますのは、文章がかっちりと読めないからです。プレイヤーによっては、自分の文章読解力や頭脳が足りないから、と謙遜して批評する人たちもいますが、それ以上に問題はシナリオライターにあります。このシナリオライターは○っぱらっています。アルコールを摂取しながらシナリオを書いたからだ、とは言いません。彼は、文学という酒に○っぱらいながら、このシナリオを執筆していたのだと予想されます。こてこての変なメタファーが出てきたかと思ったら、場面場面が飛び飛びで、いつの間にか、主人公、俺、TUEEEで、北欧神話がぐさりと直撃、みたいなノリでしょうか。(私の文章ではとても再現できません)

私はこのシナリオライターを糾弾するためにレビューを書いているのではありません。結果として、ゲームを20時間程度、読み進められて楽しめたのですから、細かいことはいいんだよ、楽しければ、とも言えます。ただ、何を問題にしているのか、と言えば、こういうゲームが横行したせいで、エロゲとラノベの境界領域が壊れてしまったことです。

エロゲの没落にラノベの旺盛が一枚買っている、という話をどこかで聞いたことがあるかもしれません。このゲームは、まさに当時の10年前の時点において、その境界線を破壊するために創られたような作風です。ゲームのノリが、全くラノベなのです。エロゲは本来、エロがあるからエロゲと言います。ですが、エロなんて、最後のおまけに各メインヒロイン(フルプライスで3人)が、平均1シーンあったぐらいです。

作中は変な認識論みたいな話で全編が難解に構成されていて、エロゲ特有の下品さが垣間見られません。10年前ですから、こういう硬派でエロが薄い作風がまかり通っていた、と言われればそれまででしょう。ですが、10年前からエロゲ業界が、エロゲのジャンル確立に対して変に甘やかしていたせいで、人々がエロゲからラノベに流れたのではないでしょうか。かつてのエロゲのユーザーたちは今、ラノベを読んでいるので、エロゲを買わなくなりました。シナリオライター当人の朱門氏に関しても、ラノベ作家になってしまいました。本作のような作品の影響によって、多数の人たちがラノベへ流れて行ったと言及するのは、私の暴言でしょうか。

物語の展開と文章構成がそもそもおかしいことが売りのゲームですので、詳しい内容は割愛します。内容が気になる方は、Getchuさんの紹介ページや公式サイトを見てください。ただ、実際にゲームをプレイすると、シナリオライターと一緒に○っぱらって踊れる人以外は、わけのわからない展開に悩まされるかと思います。

●今後

この記事がランシュガに対する批判に思われた方もいるかもしれませんが、事実はその逆です。ランシュガは、私が応援しているうちのメーカーのひとつです。近年、エロゲの没落において、ランシュガに関しても、批判がよくあがります。2012年の『学☆王』以降、評価を落とし続けていると言う人たちもいます。『学☆王』は、私もプレイしましたが、王道の学園ものを萌えゲーで、直球でやった作風として肯定的に受け取りました。これは退廃というよりは、ランシュガの作風が確立したメルクマールだった、とも言えましょう。

少なくとも『いつか、届く、あの空に。』と『学☆王』は全くもって似て非ざる作風です。『学☆王』には、難解な文章も変な認識論も奇抜な思想も登場しません。『学☆王』は、学園大好きな萌えゲーユーザーの胃袋を仕留めたような作風です。私は、『学☆王』をプレイして、ランシュガさん、本当に『いつか、届く、あの空に。』みたいな作風を捨てちゃったんだね、と一抹の寂しさを感じました。

しかし、この「寂しさ」についての感想は、当ゲームレビューの評価とはまた別の問題です。『いつか、届く、あの空に。』にはどうしても全面的に肯定できません。一方で私は、ランシュガが実験的でアヴァンギャルドなスタイルすらも捨ててしまったのではないか、ということに寂しさを感じているのです。

たしかに、『いつか、届く、あの空に。』がエロゲやラノベに与えた影響の功罪は大きいものです。ですが、この過去の事実は、今のエロゲ業界がアヴァンギャルドなことにチャレンジする気概を失っているというカリカチュアにも見えます。

くどいようですが、私は、『いつか、届く、あの空に。』に対して諸手を挙げて賛同はできません。しかしながら、あの作品の、シナリオゲーなのか、萌えゲーなのか、キャラゲーなのか、ラノベなのか、前衛小説なのか、わけのわからない実験精神は大きく評価したいと思うのです。そう、実験精神のないエロゲこそが、本当の意味で没落したエロゲなのです。壮絶な実験ができなくなってしまった今のエロゲ業界は、10年前の前衛実験と向き合うべきでしょう。

長文失礼しました。今後ともランシュガには期待しています。

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「昏き祟りの森で」(商品ページ)

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淘汰された良質エロゲのメルクマール

2017年09月23日 by Kousyaku さん

●動機

購入したのはだいぶ前ですが、ふと気になったので改めてレビューを書きます。ホラーのエロゲを民俗学に絡めた作風ということで気になり、た

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しか、当時、購入したのだと思います。いや、決して、激しい○○ものがやりたくて、ではなく……たぶん。

●総評

実はこのレビューを書いている現在、このゲームを作ったhourglassというメーカーは滅びています。『昏き祟りの森で』は、実は三部作です。『この歌が終わったら』の続編という位置づけでした。ですが、三部作が完結する前に、悲しくもメーカーが潰れてしまいました。

なお、未完結の三部作ですが、『昏き祟りの森で』単品でも遊ぶことができます。前作を押さえていないとさっぱりわからない、ということはありませんのでご安心を。ただ、前作をやっていると、事件の舞台となる現場が同じ場所ですので、愛着はあるかもしれません。

さて、前置きはこの辺にしておいて、本題に入ります。このゲームは、まず時代背景に懐かしいものがあります。1990年代の日本という世界観が空気のように感じ取れます。しかも、主人公たちが、大学生で民俗学を学ぶゼミ生という設定も斬新だと思いました。通常、エロゲの主人公は「学園生」(疑似高校生)ですし、勉○なんて大嫌いです。ですが、このゲームの主人公である加茂(かも)君は、とても勉○熱心な民俗学の学生です。ゼミ仲間の親友やヒロインたちも民俗学のお勉○をよくしています。これは言い換えれば、このゲームのシナリオライターがよく勉○しているということです。2012年に出たゲームでしたが、当時はこういうまじめなゲームもあったのですね。

話を事件の方に移します。要するに、加茂君たちは、大学のゼミでやっているフィールドワークで、W県の綾篠(あやしの、だったと記憶しています)という祟りがある土地を調査しに行くんです。そこの土地にホテルが建っていて、加茂君たちが祟りだとか怪しい噂の調査をする代わりに、しばらくホテル滞在を許可されます。ところが、その選択が運命の間違いで、悪霊に憑依されて、ホテルの人たちや客たちが狂ってしまいます。悪霊に狂わされた人たちは、みんなで○○や○○を始め、セックスのカーニバルになるんです。ある意味で、この辺がエロゲらしいですね。前半で民俗学のまじめな話が出ていたかと思ったら、物語はどんどん○○劇へ移り変わって行くというのは、なんとまあ。

ですがこのゲーム、単なる抜きゲーではないんです。加茂君たちは、閉ざされたホテルで悪霊たちが暴れつつも、なんとかして逃げようと生還を図ります。みんなで知恵を合わせて、推理して、少しずつ事件を解き明かしていきます。この事件の謎やパズルなどを解き明かすのは、実はプレイヤーの役目でもあります。『かまいたちの夜』みたいな推理の選択肢が出てきて、正しい選択をすればその場では助かり、間違った選択をすると死んだりします。ま、これはエロゲですので、わざと間違って○○シーンを見たりするなど、皆さんするでしょう。

創作ジャンル的には、ホラーサスペンスがメインのエロゲだとは思います。人によっては、恐怖の演出が足りない、エロよりもホラーに演出を割いた方がいい、みたいに批評する人たちもいます。つまり、怖くはなかった、という批判です。いやいや、けっこう怖いですよ、このゲーム。私が怖がりであるせいかもしれませんが、夜中にひとりでプレイできないタイプのゲームだったと記憶しています。

色々と書きましたが、私がこのゲームをプレイ推奨するとしたら、三点あります。まず、1990年代の日本の空気や大学生時代の空気みたいなものを疑似体験したい人向け。けっこう、懐かしさにハマれます。そして、やはりエロですね。純愛シーンもありますが、○○シーンもけっこう激しいですので、そういうのが好みの人は割と楽しめるかと思います。悪霊○○というのも変わっていて斬新でした。最後の一点は、ホラーのエロゲを体験したい人向け。ホラーエロゲという分野は珍しいでしょうから。

●ヒロイン

このゲーム、何が特殊かと言えば、繰り返しになりますが、主人公たちの平均年齢が現役大学生程度だということです。エロゲユーザーですと、やはりロ●嗜好の紳士たちが多いですから、ヒロインはJCやJKみたいなルックスの子たちを好む傾向にあるでしょう。いやいや、JSみたいのなんかもいいという人もいます。どうやら、女子大生はこのジャンルであまり人気がないようです。女子大生もののエロゲも実際にありますが、JCやJKほどの人気ぶりに比べればやや低迷。

ところが本作、メインヒロインの聖子(せいこ)ちゃんと斎(いつき)ちゃんは女子大生。操(みさお)ちゃんに関しては大学院生。唯一、音羽(おとは)ちゃんという親友の妹だけが、JK(女子校生)程度の設定です。サブヒロインに関しては、社会人ばかりですね。女子大生以上の年齢のヒロインが出てくると、BBAとか批判する人もよくいますが、いやいや女子大生、けっこういいですよ。知的にちょっと大人なエロスを醸し出すところが、女子大生の萌えポイントでしょう。このゲームの制作者たちは、その点はよく踏まえているように感じました。

●エロ

このゲームはエロジャンル的には、抜きゲー、でいいと思います。物語が進むにつれて、次から次とエロシーンが連発しますから、まさに抜きゲーです。変態悪霊についての民俗学的考察も出てきますが、シナリオゲーというには、シナリオは弱いかと思われます。

使えるかどうか、という重要な問いですが、結果としては、とても使えるエロゲだったと思います。特にメインヒロインの女の子たちが悪霊に憑依されて、心の声(本人の声)と肉声(悪霊の声)がエッチに矛盾しながら、エロ行為に及ぶシーンは圧巻でした。

一応、メインヒロインが四人(上記●ヒロイン参照)いますので、2ルートの結論に分かれて、各ルート2人ずつ、合計4タイプのメインエンディングがありました。エンディングを迎えるぐらいまでいくと、純愛のエロも出てきます。しかしながらこのゲームは、何と言っても、○○シーンの方が、エロが上手かったと思います。清楚な女子大生や元気な女子大生などが次々と○○されるシーンは、なかなかぐっと萌えるものですよ。

ただ一点、残念な点を挙げるとすれば、たまに、一枚絵で、ヒロインたちの絵が崩れているシーンも少しありました。あと、多少のバグもあって、進行の妨げになることがあり、ゲームの集中が途切れたこともありました。(修正パッチは出ています)制作者たちのエロゲへの熱意は激しいものの、若干、作りが荒いところもやや目立ちましたので、★マイナスひとつ。

●今後

もし、このメーカーに「今後」があるのならば、ぜひプレイしたいです。話がやや飛躍しますが、私はこのゲームとメーカーが潰れた現象を、淘汰された良質エロゲのメルクマール、として考えています。近年のエロゲ業界縮小だの世論のとばっちりをまず受けるのは、まさにこういう良いゲームを出している弱小メーカーなんですね。私はこのメーカーが実力や才能がなかったから潰れた、とは思いません。新手がちょっと自由に個性を発揮し過ぎた結果、世の中が追いついていなかったから潰れたのかな、と邪推しています。

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「押しかけ犬耳○○が、ニートな大英雄のお世話をするようです。 1」(商品ページ)

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これは大丈夫なのか!?

2017年09月21日 by snowmaiden さん

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