Silaさんのレビュー一覧
「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-<完全生産限定版> Blu-ray Disc」(商品ページ)
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ARMMO?VRMMOの間違いじゃ? [Getchu.comで購入済み]
2017年11月21日 by Sila さん
ARMMOのオーディナル・スケールを舞台にしたエピソードということですが、このオーディナル・スケールは、ほとんど全部VRの領域のゲームですね。
作中でARと呼ばれるものも、本来はVRの領域のものが多かったです。
VRとARは、はっきりと線引きするのが難しいというよりも
「ARであると同時にVRである。」というケースもあるので、
単純に白と黒には分けられないというのがあります。
但し、オーディナル・スケールは仮想現実世界を現実の空間上に投影しているだけなので、
従来のゴーグル越しのモニタでVRを体験しているのと何ら変わりません。
モニタの代わりに現実の空間を使っているだけです。これではARではなくVRです。
ARは情報を追加するのであって、全く別の情報を投影したり書き換えるものではないはずです。
この作品中で明らかにARと呼べる部分は、各人に表示されるランキング、
ファミレスでのカロリー(だったかな?)などの表示、
後は各人が使用する武器の表示がARと呼んでいいのかな?というくらいですね。
世界観やストーリーの流れ、設定はTVシリーズ同様に分かりやすいですが、
結局は今までTVシリーズでやっていた事と同じテイストで劇場版用に新作シナリオを起こした印象が○いです。
見終えて感じるのは真新しさの不足と物足りなさ、劇場版ならではの派手さですね。
後、劇場版にしてはあまりにも稚拙な絵が一部シーンで使われているのが残念です。
(引きの絵だからとか、画面端だからという次元の絵じゃありません。)
TVシリーズ以上を期待して見るのは止めた方がいいかと思います。
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ensembleが久しぶりに本気を出した作品 [Getchu.comで購入済み]
2016年05月14日 by Sila さん
Golden Marriage、乙女が奏でる恋のアリア、恋する気持ちのかさねかたと3作品続けてFDを出す事を前提としたボリュームに減量されていたのに比べて
シナリオの量が大幅に増しており、内容もしっかりしている。
但し、初回特典などを含めた上での話なので、
それらが付属しない状態だと、フルプライス作品として”妥当なボリューム”程度の評価に収まる。
追々、恒例の全部盛り本編同梱版FDが制作発表されるとは思うが
DLコンテンツを採りこぼしたくない人は、期限前に入手する事をお勧めします。
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中身が薄く、ゲーム性は希薄 [Getchu.comで購入済み]
2016年05月14日 by Sila さん
●注意このレビューは、ロープライス版の「ソーニャ編」のレビューとなります。
[Getchu.comで購入済み](DL版はタグ付かないので自主的にタグ付け)
●動機
以前から気になっていた「珊海王」。ゲームのシステム周り(特に周回)がかなり面倒という評判でしたので、どのタイミングでプレイするべきか迷っていました。すると、今年(2017年)の10月にロープライス版が発売。しかも主人公(ヒロインでもある)のソーニャ・ルートのみをプレイできるとのこと。もはや迷うことなく、購入。
●総評(ADV)
この物語は、願いを叶えてくれる珊海王という人物に会うため、海賊たちが円環(特殊なアクセサリー)を集めるゲームです。主人公格は全員で6人いて、通常版ですと、6人の誰かを選択してゲームを開始します。ロープライス版では、このうち、ソーニャのみが選択できます。
主格の海賊たちそれぞれがお互いの円環を奪い合います。6チームの陣地に分かれて、海賊船に乗って、島や海を渡り、潰し合います。ソーニャ編では、もともとソーニャは海賊ではなかったので、ダモンという海賊のおっさんから船を奪って参戦します。
今回、ADVパートが力抜きすぎだろう、と思いました。シナリオゲーでないことは承知ですが、エウ(この会社)のゲームって、ゲーム性がメインですけれど、ADVにももう少し力が入っていたとは思います。今回の場合、SRPGで遊ぶことがメインで、ADVはそのおまけ程度。もしかすると、ADVパートを極限まで削る実験だったのかもしれません。
逆に言えば、ADVは最低限でいいから、早くSRPGだけ遊びたい、という人には良いのかもしれません。
●総評(SRPG)
6チームの海賊に分かれて、島々が集まるマップ内でバトルロワイアルをやるのは、おもしろい発想だなと思いました。
しかもハッピーエンドへ行くには、基本的に主格全員を自分で倒して、相手を殺さず捕虜にするか逃がす必要があります。つまり、実質上、1対5の戦いになります。(1がソーニャ)
ですが、敵NPC同士もがしがしとお互いの支配力(HPみたいなもの)を削り合ってくれるので、漁夫の利を狙って行くとあっさりと勝てたりします。そうやって敵たちを削って行って、最終的に残った敵NPCの海賊と一騎打ちになります。全ての円環を集めた後は……その先はネタバレですので秘密です。
海賊船同士で戦う場合、船のデッキで大砲を撃ち合うルールもあります。大砲での戦に勝つと、敵の支配力を圧倒的に削れます。ただ、物資の消費も多いですし、負けたときがこちらのピンチになりますから、使い道の見極めが必要です。私も数回程度、大砲は使いました。
ソーニャ編は、ソーニャの魔法が○いけれど、配下たちが最低ランクという設定があります。実際、エウのゲームをやったことがある人ならわかるのですが、プテット(スライム)やコウモリとか、ゲーム前半の雑魚が配下ですから、始末に負えません。ソーニャ編は、配下をどう扱うかが勝敗のキーとなるとも言えるでしょう。
しかし心配はご無用です。配下が弱いのであれば、○くなるように進化させるなり、○い配下を仕入れてくれば良いわけです。ソーニャの○化をやっていくうちに、初期配下を進化させるアイテムが入手できたりなどあります。すると、あの弱かったプテットとかがちょっと○くなる……はずです。
島々のマップには、遺跡があります。遺跡をハクスラして攻略すると、○い配下が仲間になったりします。(おすすめは、リザードモールなど)また、商船がたまに海にいますので、それを捕まえて、配下を売ってもらうことができます。(おすすめは、天使、投石機、ワーム(隕石に付いてくる)など)
配下を○化させていけば、ソーニャ編は割と快適にプレイできます。
あとは、物資の補給に気を配るべきです。物資が尽きたら、このゲームは実質上のゲームオーバーです。(本当のゲームオーバーは支配力がゼロになること)このゲームのシステムとして、海賊船の○化項目もあります。○化すればするほど、通れなかった道を通れるようになったり、大砲での戦いに有利になったりなど、良いことがあります。ただ、大量の物資が引き換えになりますので、その辺のバランスは考えましょう。
最後に、1周目でもっともやってはいけないこと。それは、マーズテリア軍の船を襲撃することです。私は、最初のプレイでこれをやって詰みました。
私は、全体で10時間ぐらいプレイしてクリアできました。(初回のマーズテリアの件で詰んだのも合わせたら20時間ぐらい?)
ゲームの値段も2,000円程度ですので、10時間ぐらいのプレイで相応かと思います。
●キャラとヒロイン
ソーニャ編でありながらも、実は他の主格5人も普通に登場しています。ただ、他の主格たちは敵役だったり脇役だったりという扱いですね。飽くまでソーニャだけが主役です。
上記でも書きましたとおり、ADVパートが薄いということは、キャラ描写も薄くなってしまいます。ソーニャは無口で萌えな天才魔術師という位置付けですが、どうもADVが薄いので、そこまで○く感情移入ができません。シリアスなシーンもコミカルなシーンも両方ありますが。ま、何か萌えで楽しいからいいんじゃね、というノリで楽しむぐらいの方が良いかもしれません。
特筆すべきキャラは、ダモンです。序盤でソーニャに海賊船を海賊団ごと奪われて、変なピンクのウサギみたいな生き物にされてしまった哀れなおっさん。序盤から道化丸出しの男ですが、終盤までずっとバカをやってくれて退屈しません。しかも終盤でちょっとカッコ良かったりしますので、それはプレイしてのお楽しみです。
●エロ
まず、エロが薄い&少ないことは明記するべきです。エロシーンは、全部で6シーンのみです。基本は、ダモンが主動でエッチします。ソーニャ、撃破した女海賊、撃破した男海賊の女手下などとダモンの組み合わせです。
このゲームで、エロシーンにエロを期待してはいけません。それは、ロープライス版で、全部で6シーンしかエロがない……というだけではありません。
私は、それなりにエロゲは嗜(たしな)んできましたが、このゲームのエロシーンには本当に驚きました。私はおそらく、生まれて初めて、エロゲのエロシーンの度に大爆笑をしてしまいました。というのも、ダモンのエロシーンでのノリがあまりにも可笑しいからです。変●仮面に変身して、さあエロシーン突入だ! という最初のノリからして笑いをこらえることができませんでした。
エロシーンとは、エロスを感じておなぬーをするものだ、という固定観念がありました。私はこのゲームとの出会いでそこから解脱しました。なるほど、エロシーンとは、抜くためでも、出すためでもなく、笑うためにあるのか、と。
(バカにしているわけではありません。むしろ尊敬します。)
●今後
エウでロープライス版というのは真逆の発想でした。そして、斬新でした。今後もロープライス版でゲームを出すのであれば、買いたいと思っています。さすがにフルプライス版で12周前提(主格6人×各2ルート)のゲームはきついです。ですが、周回が楽かロープライスのみであるのならば、このシリーズの続編をまた遊んでみたいです。
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過去作の乙女シリーズと比べると短め? [Getchu.comで購入済み]
2015年05月22日 by Sila さん
乙女シリーズ4作目になるensembleの男の娘モノ。過去作(乙女シリーズに限らず)に比べてシナリオが短く、起伏(アクシデント等による話の盛り上がり)が少なく、
各ヒロインのルートに分岐してからあっという間にエンディングを迎えてしまう。
それだけ話にのめり込んでいるという事であれば問題ないが、本作はアリアという劇中内のイベントが中心になる為、
劇中内の時間的制約もあってか単純に話を伸ばせないが故に短くなっている様に思う。
キャスティングもマンネリ化の傾向がみられ、新規起用している声優が多い割に新鮮味が薄い。
毎回出演されている方以外に4人もの方が準レギュラー化しているのはどうだろうか?
声優さんから仕事を奪いたいわけでも、嫌いな人達でもないが、もう少し間を空けるなり、交互にするなりで、
マンネリ化を避けてもよさそうだと思う。
個人的に特に残念なのが一部CGの構図で、お気に入りキャラの肝心のシーンで胴体○○のマジックショーの様な、
ありえない姿勢が描かれていて急速に熱が冷めたのが★2にした理由。
来月でるFDでも、この胴体○○マジックショー的なサンプル(いずみ&綾香のシーン、いずみの腹部にありえない段差ができている)が
公開されていたので、つい投稿してしまいました。
本作も、FDも単体で買うよりは同梱版を購入した方がいいと思います。
ゴールデンマリッジもそうですが、最初からFDを出す為に意図的にシナリオを短くしているのでは?と邪推したくなる作品でした。
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相変わらずの出来 [Getchu.comで購入済み]
2014年08月10日 by Sila さん
KISSといえば不具合を大量に抱えたままで出荷し、リリース後にパッチが大量に出るのは毎度のことですが、本作でも、その体質は改善していません。
今回はデータ欠損状態での出荷、通常プレイでは攻略不可能な難易度設定(仕様を熟知した神プレイ以外無理らしい)といった問題もあり、
発売後2週間で既に6回のパッチがリリースされています。また細々とした不具合も同時に少量ずつ修正されており、今後も続く模様です。
初回特典のカスタムメイドオンライン用のダンスデータは、32bitOSでの動作は想定されておらず、不具合で動きません。
(32bit環境の認識限界以上のメモリ3GB以上を要求されている模様)
こちらは報告しても対応どころか返答も無い有様で、今後も改善する可能性はありません。
一番の売りであるエディット機能も他社作品に見劣りするので、イラストが好みだとか、出演声優の為にといった○い理由が無い限り、
購入はお勧めできません。
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