@タロウさんのレビュー一覧
「ダンジョン オブ レガリアス 〜背徳の都イシュガリア〜」(商品ページ)




5人中、4人の方が「参考になった」と投票しています。
ほどよく纏まった作品 [Getchu.comで購入済み]
2016年05月22日 by @タロウ さん
(注意:このレビューはネタバレを含みます。クリックで表示)
ゲームシステム ☆☆☆ 前回の『ウルスラグナ』の物凄く狭いマップと比べると、大きく広く進化しました。けれど、隠し通路はわかるけれど、通常の通路に隠し宝箱を設置するのはマイナス。正直、何処にあるのか全くわからない。後、○敵を避けて進めと言うけれど、敵の足は速いので発見されると、まず、捕まる。レベルを上げてないと即死もありうる。だが、前回の『ウルスラグナ』のラスボスだけが圧倒的に○いバランスの悪さと違い、今回は逆の意味での悪さを感じた。レベルを上げすぎたせいもあるが、四匹の竜やラスボスが雑魚と思えるほど弱いw
そして、一番悪い点ですが、依頼を常に五人でこなし、控えの四人と入れ替えて行くスタイルなのに、途中でこなす依頼がイキナリ、二人だけになったりする。二人だけでこなすのは別に構わないし、主人公と誰かがヴィジュアル表示されて入れるメンツがわかるのだが、通常五人でこなしているだけに、五人のメンバーの中にそのメンツを入れればいいのだと誤解する。主人公と○○のみ(二人)という風に表示されないと他のメンバーを外さなければいけないという事が全くわからない。
ストーリー ☆☆☆ 主人公が記憶喪失でその手がかりを求めてレガリアスを訪れ、様々な人々と出会っていくというスタイル。王道の一つであり、悪いわけではない。一度、エンドロールが流れるまでプレイすると、その後にアフターストーリーもあるのは個人的に◎
だが、しかし、ストーリー上、Hシーンの組み合わせがおかしい所が数箇所存在した。既に宿屋からいなくなっているキャラが、まだ、いるかの如く、そのキャラについて会話をしながらHをしていたりするシーンがある。
ヴィジュアル ☆☆☆☆☆ M&M氏の絵で文句なし。
Hシーン ☆☆☆☆ Hシーンは、いつも通り安定しています。多くの生娘のメインヒロイン達を主人公が自分色に染めていく感じ。(ついでに非処女キャラも)コレだけだったら☆が五つなのだが、問題点は、Hシーンが大量にある為、しゃべらせている淫語が尽きて、同じ様な言葉のあえぎ声が多い。この辺はライターさん同士で互いに語呂を出し合い、打ち合わせをして、重ならないようにしないと、Hシーンが増えて、回数が増える毎に台詞がダブッっているキャラも多い。(個人的には尻穴に興味がない上に多すぎるのもマイナス要因だった)
只、特筆すべきなのは、個人的に大嫌いなバッドエンドの○○シーン(処女、独占好きの自分としては本当にいらない)が、この作品はエンドロールを終えてアフターストーリーまで進むと、途中でバッドエンドが開放されて勝手にヴィジュアルが追加されます。コレは中々、新しく、観たくないシーンをワザワザ、プレイして、マウスクリック連打で飛ばしてヴィジュアルを埋める苦労が減ります。
M&M 氏のファンなら購入して後悔はしない作品。目指したのは、『ウィザードリィ』っぽい作品でしょうが、3Dでダンジョン表現すると大変だし、アダルトゲームでコアゲーマーを獲得するのが目的ではないので、2D表現にした感じ。只、移動はマス目移動になるので、コレは好き嫌いが別れると思います。最後に、罠やモンスター設置型の『デモニオンシリーズ』と比べると、ゲームシステムはイマイチ弱いと言わざるを得ないです。
▲ このレビューは参考になりましたか?